疲れた時に歯が浮く?
2021年5月11日
こんにちは^^
GW明けてから日に日に暑くなりますね。
これから梅雨入りし、ジメジメ、どんより、、しそうです。
私は天気が悪いと体調 がすぐれないことが多いので
今のうちから少しストレッチを続けたり、栄養が偏らない食生活を心がけたいです。。
さて、体調が悪いときや、疲れがたまってるときに歯が浮いた感じがしたことはないですか?
どんなことが起こっているのか、、説明していきます!
〇歯根膜の炎症で歯が浮きます
歯肉(歯ぐき)に隠れた部分は、直接骨と歯が、ガッチリくっついているのではなく
歯根膜という薄いクッション状の繊維に包まれています。
歯ぐき側から見ると、歯は歯根膜というハンモックで吊り下げられ、
それをセメント質と歯槽骨が支えている状態です。
歯が浮くのは歯根膜の毛細血管がうっ血して腫れ、炎症を起こしているためです。
歯が浮いていると感じた場合、ほんの少しですが実際に歯が持ち上がっているんです。
〇炎症の原因とは?
原因はほとんどの場合、硬いものを食べたり、無理な咬み方をしたり、
また、疲れなどです。
徹夜明けやストレス過剰の時、全身の血行が悪くなって首や肩が凝るのと同じで
歯根膜も血行が悪くなってしまうのです。
特に歯が弱い人の場合、疲れは「歯が浮く」という症状としてあらわれます。
〇強い力はダメ
急に激しい運動をした後や、歯をかみしめる癖がある人も
奥に強い力がかかって歯根膜が圧迫され、歯が浮く事があります。
お酒の飲みすぎで起こることもあります。
〇対策は?
まず、考えられる原因を取り除く事。
もし睡眠を十分とってもなかなか治らない場合は、枕を低くする・やわらかすぎるベッドを
硬くする・全身の血行をよくするストレッチ運動を行う、などがあります。
ただし、疲れだけが原因ではない場合もあります。
普段は自覚症状のない虫歯や歯周病も疲れや風邪が原因で細菌の働きが活発になり、
歯肉の腫れを引き起こすことがあるので注意しましょう。