妊娠と歯科治療
2020年6月12日
こんにちは^^
最近梅雨入りして雨の日が多いですが、
のがみ歯科はスタッフみんな元気に診療しております^^
さて、今日は”妊娠と歯科治療”について・・
妊娠すると栄養がお腹の子に取られるから歯がボロボロになるという話を聞いたことがあると思います。
実はそれは間違いで、長い間、口の中の環境が悪くなることが原因です。
原因として、
①ホルモンのバランスが変化する
②歯磨きがおろそかになりやすい(つわり)
③唾液の酸性化
④食事や間食回数の増加(食べ物の好みの変化)
⑤情緒の不安定
⑥歯科治療を敬遠する
妊娠・出産育児という女性にとっての生活は、歯や口の病気の発生や進行を
気づかぬ間に許してしまう時期にあります。
妊娠時の歯磨きは大切ですが、つわりがひどいときには
①体調の良いときに
②奥から前へかきだすように
③顔を下に向けて ④臭いのつよい歯磨き剤を大量に使わず
⑤歯ブラシは小さめのものを使う 等に気を付けてみましょう。
母子手帳交付の時の歯科検診で虫歯や歯肉炎を指摘されたときには
必ず歯科医院を受診してください。
出産してもすぐに治療をすることは難しいと思われますので、
虫歯も小さいうちに治療しておくことをお勧めします。