口腔がんについて
2019年3月1日
こんにちは。
ついこの間、2月に入ったと思っていたのにあっという間に3月になってしまいました。
3月といえば別れの季節ではありますが、新たな年度への準備期間でもあります。
4月から新しい環境に変わる方もたくさんおられるでしょう。仕事、学業に支障をきたさぬよう、
お口のケアも一度されてはいかがでしょうか?
さて、今日は最近話題になっております『口腔がん』について少しお話をしようかと思います。
口腔がんとは口の中にできる『がん』の総称であり、歯ぐきに出来るものを『歯肉がん』、
舌に出来るものを『舌がん』、ほっぺたの粘膜に出来るものを『頬粘膜がん』といい、いろいろな部位に
発生します。中でも舌に発生するものが多く、口内炎だろうと自己判断し、放置して悪化するケースが
あります。
好発年齢は50代60代70代が多いですが、稀に20代、30代の若い年齢層にも発生することが
あるので注意が必要です。大切なことは口内炎だからと軽く見ずに、しっかり歯医者さんを受診して
診察してもらう事。必要があれば検査をする事も可能です。
当院では『口腔がん』を疑う患者さんには口腔細胞診を行っております。なかなか治らない口内炎の細胞を
めん棒などでぬぐう簡単な検査です。
ご不安な方は一度スタッフ、院長にご相談ください。